Record of Lodoss War7
角川スニーカー文庫 角川書店
2014年02月03日
著:水野良
イラスト:BronzeEYE STUDIO・出渕裕
「ふたつの扉、ひとつの鍵、かくしてカーディスは蘇らん……」
マーモ帝国の宮廷魔術師バグナードは、破壊の女神カーディスを復活させんとの陰謀をひそかに進めていた。そして、バグナードの魔手は、ついに女神復活のための「鍵」へと伸びていった。フレイムの王城の宝物庫で守られていた「魂の水晶球」が、侵入してきたダークエルフたちによって奪いさられたのである。
フレイムの若き騎士見習いスパークは、賊の侵入を発見しながら、手柄を焦ったために、みすみす賊を取り逃がしてしまう。フレイム王カシューは、この若者にダークエルフ追及という使命を与えた。そして、カノンの使者としてフレイムを訪れていた自由騎士パーンは、スパークに助言を与え、「道」を示した。
【解説:川原礫】