Legends of Crystania
電撃文庫 メディアワークス
1996年1月25日
白井英 原作:水野良
イラスト:宝谷幸稔
いまを遡ること三〇〇年、北の島から「漂流王」とよばれる指導者率いる船団がクリスタニアに漂着した。しかし、神々の大陸「クリスタニア」は高くそびえる断崖―神の城壁―によって彼らの侵入を許さなかった。絶望の淵にたった漂流王は自らの肉体と引き替えに支配の神獣王バルバスの統治する大地を得たのだった。
そして、いま三〇〇年にわたる精神闘争にピリオドがうたれた。人間の肉体を得てバルバスが神王として復活したのだ。漂流王の側近、ダークエルフのシェールは愛しの王を取り戻すべく復活のカギ「混沌輪」を盗み、バルバス打倒に向かうが……。
(c水野良/グループSNE